本当にお得?大学職員のiDeCo(イデコ)【実例大公開】
投資系大学職員のコウジ(@enjoy_dslife)です。
皆さんはiDeCo(イデコ)を活用していますか?
まさかやっていないとすれば、本気で損しています!
資産運用系の話で、「絶対・100%儲かる」といったワードが出てきたら、ほぼ確実に詐欺です。
しかし、iDeCoに関しては、国が行っている制度ということもあり、ここではあえて、大学職員なら「100%お得」になると言わせていただきます。
一方、お得なのはわかったけど、実際、どのように運用されていくのか(どれくらい儲かるのか)がよくわからないという方も多いでしょう。
そこで、これから私の実際の運用成績を毎月ご報告いたします。
毎月の報告を見て、やってみた場合のイメージを膨らませていただき、iDeCo(イデコ)を始めるきっかけにしてみてくださいね!
ちなみに、私は大学職員がiDeCoを利用できるようになった当初からずっと投資を続けています。
何の自慢にもなりませんが、大学職員としては、iDeCo利用の最長記録保持者だと思いますので、実績は十分だと自負しています 笑
そもそもiDeCo(イデコ)とは?
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度です。
もちろんメリット・デメリットはありますが、簡単にいうと、強力な節税効果のある大変お得な投資方法になります。
皆さんが大好きなNISA(つみたてNISA)と並び、国が推進している制度でもあります。
詳しくは以下の記事で詳しく紹介していますので、iDeCoを詳しく知らない方は、ぜひこちらからご覧ください!
意外と知られていないのですが、大学職員(公務員も!)でもiDeCoは利用できるんですよ〜
上記で説明しているとおり、「100%お得」なら使わない手はありませんよね!
大学職員のiDeCo(イデコ):私の運用方法
まず、私の場合はSBI証券を利用して毎月12,000円を積み立て投資しています。(ほとんどの大学職員(公務員)は上限額が12,000円(年額144,000円))
【SBI証券のiDeCo】
https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/ideco_top.html
もちろん、もっと少額(最低5,000円〜)からでも投資できますので、そこはご安心ください。
ただ、iDeCoはお得すぎるので、個人的にはもっとガッツリ投資したいぐらいです。
資産運用を真剣に考えるなら、月1万円ぐらいは何とか捻出して欲しいという気持ちもありますし、安定的な仕事をしている方は特にぜひ満額投資をお勧めしたいですね!
そして、肝心の投資先ですが、私は以下の商品に全額投資しています。
iDeCoには元本保証の商品(定期預金)から投資信託(債券や株式)まであるわけですが、私は攻めの姿勢を忘れず、投資信託(株式)を選びます。(攻めと言っても、実はめちゃめちゃ手堅いです 笑)
そして、その中でもこの商品に投資している理由は主に2つです。
・過去実績で信頼度の高い米国株式が投資対象である
・運用コストが安い(重要!)
まず、長期運用になればなるほど、選択肢はインデックスファンド(株価指数に準拠した成果を目指し、複数の商品を機械的に購入する商品)のみになってくるわけですが、現在はその中でも米国株式に集中投資しています。
2020年3月までは米国だけでなく、先進国株式に投資をしていたのですが、幅広く投資をしているように見えて、結局のところ大半は米国株式でした。さらに、広く投資をするということは、せっかく米国株式が伸びていても、他が足を引っ張る可能性もあります。
もちろんその分リスク分散の効果は薄れるのですが、過去実績や現在の状況を鑑みた限り、今後もしばらくは米国が経済の中心であり続けると私は考えます。
よって、ここは思い切って米国株式に全力投資することにしたのです。
なお、先進国に広く投資する商品と比べ、こちらの商品は運用コスト(信託報酬)が低いです。これも切り替えに踏み切った理由ですね。
ちなみに、iDeCoで利用する証券会社は、商品数、手数料、使い勝手等を考慮すると、SBI証券と楽天証券の2択になるわけですが、運用コスト最安値(現在)の上記商品はSBI証券にしかありません。
そのため、現在ですと、iDeCoで利用すべき証券会社はSBI証券一択状態です。
【SBI証券のiDeCo】
https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/ideco_top.html
大学職員のiDeCo(イデコ):運用成績
それでは、いよいよ私が運用しているiDeCoの成績です。
【2024年】※赤字が当月
月 | 投資元本 | 月末時価 | 含み損益 | 年利換算 |
1月 | 935,666円 | 1,817,177円 | +881,511円(+94.2%) | +13.5% |
2月 | 947,666円 | 1,925,757円 | +978,091円(+103.2%) | +14.7% |
3月 | 959,666円 | 2,018,798円 | +1,059,132円(+110.4%) | +15.4% |
4月 | 971,666円 | 2,050,050円 | +1,078,384円(+111.0%) | +15.3% |
5月 | ||||
6月 | ||||
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10月 | ||||
11月 | ||||
12月 |
※昨年までの実績はこちら(昨年度実績)からご覧ください。
■用語説明
投資元本:実際に投資している金額(毎月の投資金額×月数)
※2017年から投資していますが、一度投資商品変更に伴う売却を行なったため、このように半端な金額となっています。
月末時価:当月末の時価(その時の相場によって上下します)
含み損益:月末時価-投資元本 および (月末時価-投資元本)÷投資元本
今月で運用開始から87ヶ月(7年3ヶ月)ですが、まだまだ好調です!
前までの上げ幅がすごかったので、いまいちに感じてしまいますが、それでも月に3万円以上増えています。
そして、含み益は約108万円に迫る勢い! 引き続き100万円の大台をキープです!
これは現時点での含み益(確定していない利益)ではありますが、もう盤石って感じです。(年利換算でも15.3%ほど!)
毎月多少の増減はありますが、目安となる年率10%はクリアしているわけですし、極めて順調といってよいのではないでしょうか。ほとんどの投資は浮き沈みがあるものですが、本当にiDeCoが心の支えになっています 笑
なお、もしこれからさらに下落したとしても、長期的な視点で運用している(老後を目指して運用している)iDeCoなら悲観的になりすぎる必要はありません。
なぜなら、株を対象とする投資の場合、下落局面があるからこそ、さらに儲かるからです。
iDeCoは積立投資なので、仮にこれから暴落したとしても値下がりしている状況=買い時(安く買える!)ということになります。
初心者の方は特に値下がりするとがっかりするかもしれませんが、このような時期(安く買えるタイミング)があるからこそ将来のさらなる利益が期待できるのです。
iDeCoに関しては金額もそこまで大きくないですし、万が一ここから下がっても、どしっと構えて、動揺せずに投資を続けて欲しいですね。
■それでも暴落が怖いあなたへ
iDeCoに限らずですが、株式投資をする以上暴落の可能性は常に考慮しなければなりませんし、初心者ほど暴落を恐れていると思います。
ただ、こんな時こそ私が伝えたいのは、それでも事実として儲かっているという点です。
もちろん上下はありますが、上記の表からもわかる通り、実際しっかりと含み益が出ていますよね?
私の場合、今月に限らず、過去を見ても、iDeCoに関してはマイナスになったことがほぼないのです。
つまり、ある程度の運用期間を取れるのならば、変動こそあれ、世間が若干ざわつく程度の暴落なんて大したことはないということですね。
もちろん運用開始直後に株価が下落した場合等は、一時的に含み損となることはあるでしょう。
しかし、商品選び次第であるものの、長期的に見れば、株価全体は上昇傾向にあります。
私ぐらいの運用期間であっても、○○ショックと名のつくレベルの暴落がなければ、マイナスになることはほぼないですね。
よくある悩みとして、「今は状況が悪いから、また後で始めよう・・・」というものがあります。(相場が上がっても下がっても言う人がいますよね 笑)
しかし、iDeCoを含む積立投資においてこれは間違いでして、積立投資の恩恵を最大限受けるならば、いち早く始めて、時間を味方につけるのがベストなのです。
特にiDeCoについては「超強力な武器」があるので、なおさらです。(後ほど説明しますね!)
iDeCo(イデコ)の利益はこれだけではない!
上記の通り、今のところ暴落を物ともせずうまくいっており、利益が出ているわけですが、iDeCo(イデコ)の利益はこれだけではありません!
そうです。iDeCo(イデコ)最大の特徴でもある、節税効果です!
各自の収入にもよるのですが、私の場合、iDeCo(イデコ)に年間144,000円投資して、毎年40,000円以上税金が安くなっています。
投資を続ければ、この節税効果も毎年続くわけですから、やめられませんね〜!
さらに言えば、年収が上がれば、もっと節税効果は高くなります。
年功序列的に給料が上がる大学職員としては、ありがたい限りです。 笑
なお、仮に元本保証型商品(定期預金)を選んだとしてもこの節税効果は変わらないので、その場合は確実に得ができます。(これが「100%お得」のカラクリですね!)
ちなみに、年に1度なので、忘れがちではありますが、iDeCo(イデコ)の節税効果を受けるには、年末調整(確定申告)が必要です!
しっかり忘れずに、掛金を計上しましょうね!
まとめ:大学職員も絶対にiDeCo(イデコ)はやるべき
今月も私のiDeCo(イデコ)運用成績を紹介しました。
実際の運用例を見て、本当にお得な投資方法であることが分かったのではないでしょうか?
大学職員でも、iDeCo(イデコ)でしっかりと利益を出せるのです!
もしかしたら、興味はあるけど、一歩を踏み出せない方が多いかもしれません。
しかし!断言しますが、iDeCo(イデコ)は早くやればやるほどお得です!
紹介した通り、最大のキモは節税効果が極めて高いということですが、これは加入してから退職するまでずっと続きます。当然ながら、早く加入すれば、その分、節税効果は高まりますよね。
また、加入後に株価が下がったら・・・と心配している方!
いつも申し上げている通り、株価が下がれば、むしろ得です!毎月買うものが普段より安く買えるわけですから。(これが積み立て投資の魔力!)
確かにちょっとだけ手続きが面倒かもしれませんが、そこを乗り越えれば、ずっと続く自動節税システムが完成します。(面倒と言っても、あっという間ですよ!)
確定申告が心配という方もいそうですが、iDeCo(イデコ)については毎年行っている年末調整で対応可能なので、はじめた後もほとんど手間なしです!
様々な投資がありますが、ほぼノーリスクで始められるiDeCo(イデコ)を使わずして投資はあり得ません!
2024年は今のところ株を対象とする投資が絶好調ですね。
これは絶好のはじめ時が来ている証拠です。
どうせ得をするなら、長く得をできた方がいいですよね。
色々な思いを抱えている方が多いと思いますが、面倒くさいのは最初だけです。
先延ばしにせず、何事も行動あるのみ!
2024年こそ新たに一歩踏み出してみてはどうでしょうか?
投資をするなら、まずはiDeCo(イデコ)から取り組んでみましょう!
【SBI証券のiDeCo】
https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/ideco_top.html
最後になりますが、iDeCoからはじめて、投資に慣れてきたらぜひ他の投資にもチャレンジしてみてくださいね!